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絶対押さえておきたいアート5選!北アルプス国際芸術祭2017

北アルプス国際芸術祭

イラスト:原游

芸術祭メインテーマが「水、木、土、空。」とあるように北アルプス国際芸術祭は自然とアートの調和が素晴らしい。アルプス山脈を背景に信濃大町の大自然を利用して芸術作品を作り、その作品を展示することで信濃大町の大自然を全世界へ発信していく。この北アルプス国際芸術祭で絶対に押さえておくべき作品を5選を紹介していきます。

北アルプス国際芸術祭とは

「北アルプス国際芸術祭2017 ~信濃大町 食とアートの廻廊~」は、総合ディレクターに北川フラム氏を迎え、土地固有の生活文化を表現する「食」と、地域の魅力を再発見する「アート」の力によって、大町市に内在するさまざまな価値を掘り起こし、北アルプス山麓の地域資源を世界に発信することで地域再生のきっかけとなることを目指しています。
場所 … 長野県大町市
開催期間 … 2017年6月4日(日)~7月30日(日)
開催時間 … 10~17時(※会期中無休、一部作品を除く)
鑑賞料 … 個別鑑賞券(1回券)300円、作品鑑賞パスポート一般2,500円・高校生1,500円・小中学生500円

1. 花咲く星に To Flower Blooming Stars (28)

作者:青島左門 / 日本
エリア:東山エリア

北アルプス国際芸術祭唯一夜に楽しめるアートです。(イベントを除く) さすが大町市在住のアーティスト!星が綺麗に見えることを利用した大自然の中の壮大なアート。真っ暗な暗闇の中を数分歩くとそこには満面の星空(花!?)が!晴れたら最高ですが、曇りでも雨でも楽しめちゃいます。花咲く星とともにクラシック音楽もあり、ロマンチック間違いなし!絶対に行くべきアートです!
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2. 信濃大町実景舎 Shinano-Omachi Tangible Landscape (30)

作者:目 / 日本
エリア:東山エリア 鷹狩山信濃大町実景舎 目 鷹狩山山頂からの景色をクリエイティブに表現した作品。山頂の空き家を利用し、真っ白な空間の中から信濃大町の景色を堪能する。普段の何気ない田舎の風景に焦点を当てた見事なアートです。真っ白の空間は非常に心地よく何時間でも居られる空間。ぜひ人の少ない平日に行ってのんびりしていただきたい。
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3. 集落のための楕円 (34)

作者:フェリーチェ・ヴァリーニ / スイス
エリア:東山エリア 八坂集落のための楕円 三次元の複雑な空間の中に2次元を作り出す。何かのマジックのような、異次元の世界に迷い込んだような、とても不思議なアート。民家は立体なのに何故か2次元の世界に見えてしまう。人の目の錯覚を利用したトリックアート。棚田が綺麗な三世帯しか住んでいない集落で表現。日本の素晴らしい原風景を発信していきたいという思いも込めた作品。
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4. Arc ZERO (15)

作者:ジェームズ・タップスコット / オーストラリア
エリア:源流エリアArc ZERO 信濃大町のパワースポットである仏崎観音寺への参道にかかる太鼓橋に作品はある。日本では太鼓橋を越えると神様の世界になると言われるように太鼓橋を境に「Gateway」を作ったアート。信濃大町の緑と北アルプスからの清流に囲まれた空間がより神秘な雰囲気を醸し出す。太陽の方向によっては霧のリングをくぐる際に虹を見ることができる。涼しくなりたいときにぜひ訪れたいスポット。
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5. バンブーウェーブ (33)

作者:ニコライ・ポリスキー / ロシア
エリア:東山エリア 八坂バンブーウェーブ まさしくタイトル通り竹のウェーブです。巨大な竹アートが大町八坂集落の棚田の上に広がっています。日本の原風景と日本アルプスの山並みの中にいきなり巨大なアートが現れ、圧倒されます。竹ってこんなに大きかったっけ?と不思議に思うくらい大きいです。竹という自然素材で作られた大規模な建造物を体感して見てください。
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番外編 大町名店街

エリア:市街地エリア 大町商店街大町商店街大町商店街

昭和の哀愁漂う素敵な商店街。芸術祭とのコラボで道路には芸術家浅井裕介さんが描いた作品が広がり、各店には芸術祭ののぼりが。 色彩豊かな商店街の雰囲気を作り出しています。商店街には台湾のジミー・リャオ(幾米)の街中図書館というアート作品もあります。

北アルプス国際芸術祭への行き方

いかがでしたでしょうか?きっと行きたくなったはず。さて、一体信濃大町にはどのように行けば良いのでしょうか。調べてみると、え!?こんなに電車の本数少ないの?こんな遠いの?などと思われたかもしれません。特に関西方面からは電車で約4時間、バスで約6時間と遠いように思えます。

しかし心配ありません。まずは松本を起点にレンタカーで回るという方法を取れば、比較的に回れるんです。松本は東京・大阪から電車の本数も多く約3時間で着きます。そして松本から信濃大町は車で約1時間。松本から信濃大町へ行く途中に安曇野(ちひろ美術館、トットちゃん広場、蕎麦屋あど)やアート作品でもある国営アルプスあづみの公園があり、いろいろと楽しみながら信濃大町へ行くことができます。

全部回るにはどれくらい時間かかるの?

レンタカーで急ぎ目に回れば、1.5日で全部回ることができます。
例えば、金曜日の会社帰りに新幹線・特急に飛び乗り、松本で前泊。次の日の朝からレンタカーで作品を見て回れば、ちょうど日曜日の夕方には全部制覇できるはずです。瀬戸内芸術祭と違ってコンパクトにまとまっており、土日で気軽に行けるところがいいですね。

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